執筆 大槻
3月の末に台湾で行われた「台北サイクルショー」に行ってまいりました。
私(大槻)自身初めての台北ショー。世界1位の高さを誇るビル「台北101」の隣にある「ワールドトレードセンター」で行われるこのショー、とにかく規模の大きさに圧倒されてしまいました。東京のサイクルショーや、サイクルモードの数倍の面積・出展があります。世界でも非常に重要視されている、ビジネスショーであります。滞在は僅か2日間でしたので、とてもではありませんが見切れません。「来年の自転車はこのショーで決まる」と言われていますが、それもうなずけます。あちらこちらで商談中の声が聞こえます。
今回の視察の目的は、世界のハイエンドバイクの発信地である台北を訪れ、来年のトレンドを探ることであります。軽〜く御紹介します。
①クロモリ・ラグ付きのトラディショナルなロードバイク、トラックバイクが数多く展示され、レースシーンばかりではなく、ストリートカルチャーとして、ファッションアイテムのひとつとしての自転車が数多く見られました
②レースシーンにおいては、2007モデルと変わらずにカーボンが全盛です。各工場で多数のラインナップがありました。特に技術力をしめす為なのか、タイムトライアルマシンが多数のブースで展示されていました。
③モチロン、真面目な(?)自転車ばかりではなく遊び系、キワモノ系自転車も数多くあり、台湾の自転車文化の懐の深さを思い知らされます。
つまりは、今年の流れは変わらずに、より洗練され・より多品目になるといった感じで、すすんで行きそうです。また、この場では書けないような、裏情報も多数仕入れてきましたし、興味のある方は、高田馬場の大槻か、吉祥寺の関根にお尋ね下さい。
今から、来年の各ブランドの自転車がどうなるのか楽しみです。
最終日に台北駅近くにある、「ジャイアントショップ」にも行ってきました。ジャイアントのオンリーショップがあるなんて、やっぱり台湾にとって、特別なブランドなんでしょうね。
ちなみに販売価格は日本とほぼ同一の金額でした。
以上、報告・・・大槻でした