2013年08月
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velocraft流ランドナー作り(記事まとめました)


TOEI スタンダードフレーム

現在、こだわりのランドナーを作るには「オーダーメイド」のフレームを使用するしかありません

velocraftではTOEI・ロイヤルノートンをメインに取り扱っており、皆様にお届けしております

しかし、オーダーメイドのランドナーは、チョット敷居が高いのも事実
(金額よりも、ある程度の目的意識と納車までの時間が必要)

旅の目的に合わせて、体型に合わせて、お客様の理論に合わせて、製作するので、想定する荷物(バッグ)の量・大きさ、必要になるギア比を、お客様に設定してもらうことになります
(ギア比に関しては、荷物量・熟練度などを、お伺いしてコチラである程度は設定出来ますが)

ツーリング経験の豊富な方で無い限り、そんなことは「???」ですよネ

いつまでも、「お客様次第」と言ってもいけないので
velocraft流のオススメランドナーを、組立過程を紹介しながら、ご紹介したいと思います

今まで、多数のオーダーメイド車のご依頼を頂いて来ましたが、1番多いタイプは・・・

1・・・基本は日帰り輪行ツーリング
2・・・たまに宿泊まりの1~2泊程度のツーリング
3・・・今は、市街地しか乗らないが、いずれ峠にも行ってみたい
4・・・輪行は多用するので、輪行しやすいもの
5・・・舗装路しか走らない
6・・・のんびり走るので、乗り心地を良く・楽に走りたい

・・・こんな感じでしょう
コレだけの目的意識・専門知識があれば、オーダーメイドランドナーが作れます
(どうですか?専門知識はそんなに必要ないでしょう?)

上記の情報で、自転車の基本スペックがほぼ決められます

1+2= 10ℓ前後のフロントバッグ+5~10ℓ前後のサドルバッグを装備
     大型キャリアは必要無いので、エンドダボはドロヨケ用のみ
1+4= ドロヨケを分割仕様に
3+5= フロントギアはワイドなダブル仕様 リアギアはワイドなギア比に
3+6= フロントギアは軽めに設定出来るダブル仕様(46-30T程度)
5+6= タイヤサイズは32mm幅(直径はフレームサイズ次第)
3+4= ブレーキアーチは輪行しやすく、効きも良いカンチブレーキ
1+3= 長時間コンビニも無い場所を走るので、Wボトルを装備
1+6= 楽チンにシフトチェンジ出来る手元シフトを採用
     Fバッグを装備するので、ワイヤー処理しやすい「105」を使用
     (必然的にリアギアは10段になり、ワイドギアは11-28Tになります)


・・・こんな感じでしょう
ほぼ、基本スペックは決定しました

次に決めるのは、フレームサイズです

フレームサイズに合わせて、ホイールの直径も決めていきます

フレームサイズが小さいのに700Cの大きなホイールを使うと、バランスが悪いですし、650Bのホイールはカッコ良くても供給量が少ないなど、色々と良し悪しがありますので、下記を前提に決めています

550mm以上 700C
520~540mm 700C or 650B
490~510mm 650B or 26”HE
480mm以下 26”HE

各ホイールのメリット・デメリット

700C・・・
現在日本で、最も入手しやすいサイズ 540mm以下のフレームの場合、フレームに対してホイールが大きすぎて見えてしまう
トゥークリアランス(つま先~Fドロヨケまでの距離)が少なくなってしまい、ヘッドアングルを寝かす必要がある

650B・・・
中間サイズ(500~540mm程度)に装着するのに、1番バランスの良い大きさ
カッコ良いが、タイヤの種類が少なく「グランボア」のタイヤに頼らざるを得ない
入手のしにくさが難点

26”HE・・・
いわゆる「MTB用」のタイヤ 表記は「26X1.25」となるが太さは32mm幅で変わらない
比較的入手しやすいサイズだが、520mm以上のフレームに装備すると、ヘッドチューブが長くなりすぎてしまい、間延びしたイメージになってしまう

・・・こんな感じでしょう
一般的な身長(160~170cm前後)の方は、650Bサイズにするか・入手しやすい700C or 26”HEにするか、悩むポイントです

カッコ良さ重視なら650B  実用性重視なら700Cor26”HE を選びます

☆☆☆参考☆☆☆


昨年発刊の「旅する自転車の本」のTOEI
フレームサイズ540mm・ホイール650Bの絶妙なバランス

今回製作するサンプル車はフレームサイズ520mmで、実用性重視で700x32Cを選択しました


キャリアダボの無いシンプルなフロントエンド


コチラもシンプルなTOEIオリジナルリアエンド


松葉型アウター受け&カンチブレーキ台座


ラグ付ヘッド周りは520mm・700Cでギリギリの長さ

構想&フレームは出来ました 組み立て開始です!

自転車をフレームの状態から組み立てるのに、いきなりパーツを組み付けたりは、しません

まずは「下処理」が大事

ネジの精度が出ていなかったり、シートポストが入り難かったりすると、フレームやパーツを傷つけてしまいますし、何より作業時間が余計に掛かってしまいます

一見、してもしなくても良い作業に見えるかもしれませんが、「キレイ」「確実」な組立てには不可欠なんです


シートチューブにリーマーをかける

実際には、TOEIフレームの場合に必要になったことはありません
それだけの精度をTOEIは持っていますが、確認の為にも作業します
(逆にDAVOSフレームは、ほぼ100%リーマーをかけないとシートピラーが入りません)


作業スタンドにフレームを固定する

ダミーのシートピラーを取り付け、作業台に固定します
フレーム自体を固定するのでは無く、ピラーをスタンドに固定することにより、フレームを傷つけるリスクが減ります


BBシェルのネジをさらう

下処理の中では1番有名な(?)作業です
BBがスムースに入るように、ネジを整えます


BBフェイスの平面を出す前


フェイシング中


作業後

BBシェルの表面に塗装がのっていると、微妙にBB自体がネジレテ入ってしまうので、左右の水平度をきっちりと出します



各部、小メネジにタップをたてる

ボトルケージ台座・ドロヨケ取り付け・ブレーキ台座など、フレームにメネジ工作されている箇所全てにタップをたてる
(TOEIフレームは塗装時のマスキングが甘いので、殆どのネジに塗装がのってしまっているので、この作業は必須)


ドロヨケステー台座をさらう

ドロヨケ用のダルマネジがキレイに入るようにΦ5mmの穴が狭くない様に広げる


エンドの平行を出す

エンド幅がチャント出ているか、ホイールがスムースに入るかをチェック
必要なら、力を加えて修正する


Fフォークのネジを修正する

ヘッドパーツのネジがスムースに回るかをチェック
必要なら、ネジを修正する
(TOEIフレームの場合は必要になったことはありませんが、ロイヤルノートンは、全てのフレームが微妙にキツイので、立て直しています)


以上がvelocraftで、組立て作業する「下処理」です
フレームから、組み立てる場合には、全てこの作業をしています
(TOEIはヘッドパーツが最初から装着されていますが、装着されていないフレームの場合には、ヘッドチューブの修正も行います)

作業時間としたら大きなトラブルが無ければ、僅か30分程度で済みます
この30分を掛けるか掛けないかで、今後の作業時間が、大きく変わってきます

下処理が終わったら次はホイールを組み立てます


マビック オープンPRO シルバー

まずは、パーツの選定

ハブは、メインコンポーネントがシマノ「105」で決定しているので、同じシリーズで105を選択します

リムは、精度・ブレーキ制動力のマビック・オープンPROか、ビカビカに光ったグランボアのパピオンを選ぶか悩ましいところですが、実用性重視の700Cを選んだことですし、性能重視のマビックを選択


スポークと組み方も悩むポイントですが・・・

32H or 36H・・・ツーリングバイクの場合、耐久性重視で36Hを選択することが多いのですが、最近のリムは剛性感もあり32Hでもまったく問題はありません

6本組 or 8本組・・・32Hを選んだら6本組しか選べませんが、36Hを選ぶとオーソドックスで軽量な6本組か、横剛性の上がる8本組にするか・・・

スポークの太さ・・・耐久性重視の2.0mmゲージか、軽量性重視の1.8mmか、良い所取りだが高価な2.0/1.8mmバテッドか・・・

今回は、オーソドックスなランドナーで、悪路は走らない・重たい荷物は積まないという1台なので、「36H・6本組・1.8mmゲージ」で、組み立てます

組立て方の工程はココには載せませんが、velocraft流の約束事を紹介します


バルブ穴から覗くとハブの文字が見える


ハブの右側のスポークの通し方


ハブの左側のスポークの通し方

スポークの通し方は、いわゆる「イタリアン」

このスポークの並びは、折れやすい箇所のスポークが、万が一折れてしまっても、「とりあえず走行可能」なのが利点です

スポーク1本折れてしまっても、レース中などと違い「家まで走って帰らなければいけない」ツーリングには必須だと思います


バルブとタイヤのラベルの位置は合わせる

機能の為の約束事・見た目の為の約束事があります

バラつきの無い商品の提供の為に必ず守っています
(組立て方の約束事もあるのですが、かなり専門性も高く、ケースバイケースの事も多いので、興味のある方は直接、大槻に聞いてください(本当はコッチの方が重要なんですが・・・))


前後ホイールの重量(クイックを除くホイールのみの重量)

ホイールが完成しました

ホイール組立ては、自転車の組立ての中でも難しい箇所の1つです

次は前半戦のメインイベント「ドロヨケ取り付け」
まずは、リアドロヨケの取り付けです

タイヤとドロヨケ台座の隙間を測ります


タイヤ~台座 ピッタリ20mm

TOEIフレームは、この隙間が20mmになる様に常に製作されていますが、他メーカーのフレームは、この限りではありませんので注意してください
場合によっては、タイヤサイズを変更することもあります


本所工研 H30-26J

今回は、半丸タイプで分割式の「H30-26J」を使用します
「26」とあるように、元々は26インチ用として販売されているものですが、700Cにも使用します
(26インチ・700Cどちらに使うにしても曲げなおしが必要です)


分割式はダルマネジ穴加工済

このドロヨケには、既にステーなどを取り付ける「穴」がすでに開いています

自分の気に入った角度に付けられないデメリットと作業が容易というメリットの両方の面があります

ステーを取り付ける穴は、端部から12cmのところに開けられています

12cmという数字は、昔の「レフォール」の加工済品が12cmであったことに由来していると思います
(つまり、ルネエルスなんかも皆12cmのところに穴が開いています)

このままでもモチロンOKなのですが、TOEI社など「高級車」は端部を装飾的にカットしています

カットすることにより、ドロヨケが短くなりますので、velocraftでは、常に11cmにしています
(未加工品もvelocraftでは、11cmに統一しています)


事前に製作してあるカットサンプルを使用

端部のカットも、その都度フリーハンドでは製品にバラつきが出てしまいますので、カットサンプルを「型紙」として使用します

それにより、いつも適正で美しいカットを皆様にご提供出来ます


サンプルを合わせて、ケガク

ドロヨケ端部をケガイたら、金属用のハサミで大雑把に切り、粗目のヤスリ・細目のヤスリ・1200番の紙やすりの順に、仕上げていきます


こんな感じで出来上がり

端部処理は終了

次は、「革パッキン」を自作します


革シートから1つ1つパッキンの形に打ち抜く

velocraftでは3mm厚の革シートから打ち抜いています

実際にパッキンはネジで締め付けられ圧縮するので1.5mm程度の厚みになります

つまりドロヨケの厚み0.6mm+パッキンの厚み1.5mm+分割金具1.0mmで、フレームとタイヤのクリアランスが20mmの場合には、約17mmの隙間が開くことになります

H30は、ドロヨケ自体の深さが18mmなので、ドロヨケとタイヤの隙間から向こう側が見えてしまうような付け方にはならず、キレイにまとまります


シートステー部にドロヨケを固定する

ドロヨケとフレームの間に革パッキンを1枚入れて締めこむ

写真の通りドロヨケとタイヤの円弧はマッタク一致しません

この状態で、手で曲げ直します

アールを広げたい箇所は、ドロヨケの幅を狭める
アールを狭くしたい箇所は、ドロヨケの幅を広げる

チョットした手加減が重要な「勘・経験」がモノをいう作業です

ドロヨケがキレイにタイヤに沿う形になったら、ドロヨケをフレームに固定していきます


革パッキン分の隙間を考慮して位置を確認

実物を確認しながら、ドロヨケに穴を開ける場所に印を付けます

ココは失敗したら、「それまでョ」なので慎重に作業します

取り付けたら、チェーンステー側のドロヨケとフレームの隙間をチェックします


フレームとドロヨケが当たってしまっています

フレームとドロヨケが当たっていると、ドロヨケが潰れた状態になり、アールがキレイに出ませんし、擦れて塗装を傷つけたり、音が鳴ることがあります

いくつか、修正する方法はありますが、今回は、当たり方が僅かなので、タガネで変形させる方法をとります
(この方法では出来ない場合もあります)


フレームとドロヨケが当たらなくなりました

ドロヨケを変形させ、外側からでは目立たない加工が出来ました

その後、シートステー側とチェーンステー側のドロヨケとタイヤの隙間が均一になっているかをチェック

差がある様でしたら、革パッキンの枚数・厚みを変えて調整します


フレームにダルマネジを取り付けます

今回は、分割式ドロヨケを使用しているので、フレーム側も外し易いアーレンキタイプのダルマネジを使用します

上の写真の用にフレームの内側にボルトがはみ出しています
このままですと、チェーンとダルマネジがぶつかってしまったり、輪行時に取り付ける「エンド金具」が付かなかったりとトラブルの元になりますので、余分をカットします


こんな感じに仕上げます

いよいよ最終工程のステー取り付けです


ステーをダルマネジでドロヨケ側に取り付け

ステーは左右均等になる様に注意して、ドロヨケに取り付けます

タイヤとのクリアランスに注意しながら、ステーをフレーム側に装着して長さを決定します

長さが決まったら、印を付けてステーをカット

カット後ステーを付け直したら、ステーを左右から手で押してステーが真っ直ぐになる様に修正

取り付けが終わったら、少し離れたところからチェックして、全体のバランス・タイヤとのクリアランスなどを確認し、修正が必要なら修正を加えます


完成!

これで、後ろ側のドロヨケ取り付けは終了です

この方法なら、全ての自転車で「それなりに」キレイに取り付けることが出来ると思います

「取り付け方に正解の無い」ランドナーのドロヨケ取り付けですが、参考になりましたでしょうか?

次はフロントドロヨケ取り付け

ランドナーの組立てで、特に時間が掛かる作業です


不要な加工なので修正が必要

加工済みのドロヨケには、クラウン下に取り付ける部分が写真の様に加工されています

現在のTOEIフレームには、この加工をしなくても取り付けられる様にフレーム側に加工が施されていますので、ハンマーで裏から叩いて、ドロヨケの凹み部分を修正します


カットサンプルを型紙代わりにしケガク

リアと同様に11cmのところで後端部をカットします


クラウン下部の穴からの距離

クラウン下部の穴から先端までが、このドロヨケの場合には約30cmあります

長すぎるので、3.5cm短くカットします
今回も、カットサンプルを利用して、同じ形にカットします


フロントブレーキを取り付け

ドロヨケを取り付ける前に、ブレーキを取り付けておきます
取り付けのみで、調整などは後で行います


クラウンとドロヨケを取り付け

3mm厚のゴムワッシャーを挟み込み、フォーククラウンとドロヨケを取り付けます

この時にクラウン部のドロヨケ・タイヤのクリアランスがリア側と同じになっているかをチェック
違いが有る場合にはワッシャーの厚みを変えて調整します

クリアランスが同じになったら、ドロヨケのアールの調整をします


キャリアとドロヨケを取り付け

いったんドロヨケをフォークから外します

TOEIのキャリアはクラウン先端からドロヨケ取り付け穴までが、20cmに統一されていますので、その部分に穴を開け、革パッキンを挟み込みネジを締めこみます


キャリアとドロヨケをフォークに装着

クラウンとキャリアとドロヨケが均一がクリアランスで付いているかをチェック
必要なら、パッキンの厚みを変えたり、ドロヨケを修正する


エンドにダルマネジを付けて


ステーを付けたら長さを調整して


全体のバランスを調整したら 完成!!

この本所「H30-26J」は、このランドナーに取り付ける泥除けとしては全長が短く、本当に適正な位置に取り付けることは出来ません(分割式ドロヨケ全般に言えることです)が、現実問題として、見た目よりも分割である機能を優先しました

コレで、フレーム・ホイール・ドロヨケが付きましたので、全体の60%以上は出来上がりました

次はギア周りを取り付けます・・・

今後の作業は、シマノSTIレバーを使用することもあり、現代のロードバイクを組み立てるのと大差はありません


スギノ OX801D クランクセット

クランクはスギノの新製品を使用します

現代的な右クランクとBBシャフトが一体になっている高性能タイプ

シマノの10Sに対応しつつ、ツーリングに使い易い軽めのギアが選択出来る、非常にありがたい逸品です

Wギアで、Qファクターも145mmと非常に狭い為、小さいフレームサイズの方でも、両足間が広がりすぎずに効率的なぺダリングが可能です

【スペック】
クランク長 160~175mm
チェーンリング組み合わせ
 52-36T・50-34T・48-34T・48-32T・46-36T・46-34T・46-32T・46-30T
 (今回は最も軽い46-30Tを使用)


ギア系は新型105(5700系)で統一

新型シマノ105のリアディレーラーとフロントディレーラー・チェーンを装着

最新のパーツをコンポーネントで使用するので、変速性能は完璧!


シマノ アウター受け

スタンダードフレームは、Wレバー台座が標準装備なので、STIレバーを使用する時はWレバー台座にアウター受けを取り付ける


シマノ PD-A520

ペダルは、ランドナーとしては異例かもしれませんが、ビンディングペダルを採用

ぺダリングを考えると、絶対ビンディングの方が回しやすいですからネ

MTB系の両面ビンディングの方が掴みやすいのですが、700x32Cのタイヤで、半丸形状のドロヨケで軽めイメージのランドナーですから、片面のみのA520を付けてみました

後は、ハンドル・STI・サドルを付ければ、完成です
もう少し!・・・


ハンドル・ステム・STIを取り付け

ハンドル・ステムはニットウをチョイスします

ステムは永遠の定番「パール」 ハンドルは「M196STI」を選びます
この、M196STI は本来は1世代前の7800系(5600系)用のベント(曲がり)なのですが、7900系(5700系)に取付けると、ハンドルバーを思いっきりシャクレ、ハンドル下部が握り易く、下ハンポジションとブレーキレバーが近く、手の小さい人でも、非常に握りやすいので、大槻は気に入っています
(但し、ブレーキストロークを長く設定するとレバーとハンドルが当たってしまうので、注意して下さい)


ハンドル周りのワイヤーをセット

ハンドル周辺のブレーキ・シフトワイヤーを全て通します
アウターワイヤーの長さは、ハンドルバーを左右に切った時に足りる限界の長さがvelocraftでは基本です


ブレーキ・シフト各部にワイヤーを通して調整

ブレーキ・シフトそれぞれを調整します
この時には余ったワイヤーはまだ切りません


バーテープを巻く

今回使用するバーテープは、バイクリボン社のコルクプラス
無地でカラー展開が豊富なコルク製バーテープで、握りやすく色々な旅自転車に合わせやすい、定番のバーテープです

ランドナーには、コットンテープが1番ポピュラーですが、薄いコットンテープと大きいSTIレバーとの相性が、あまり好きでは無いので、velocraftではコルクテープをオススメしています

但し、この部分は「好み」が1番重要な部分ですので、「好きなバーテープ」を選びましょう


ブレーキ・シフトワイヤーをカット

バーテープにワイヤーを巻き込む場合には、バーテープを巻く前と後で「微妙」に調整が狂いますので、ブレーキ・シフトを再調整します

再調整後、短くカットしてインナーワイヤーがほつれない様に処理します
(ココでは、ハンダで止めています)

バーテープを巻く前と後で、2度調整して「2度手間」に感じられると思いますが、2度目の調整はホンノ僅かですし、なるべく汚れやすいバーテープを巻いた後に作業をしたくないので、velocraftではこの様な手順で作業しています

そして、メンテナンススタンドから自転車を下ろして、ダミーのシートピラーを抜きます


シートピラーとサドルを取り付け

最後に、シートピラーとサドルを取り付けます
シートピラーは定番のニットウS65 1本のボルトでサドルを固定する為、シンプルな形状でどんな自転車にも違和感無く取り付けられます

サドルは説明不要のBROOKS B17 スペシャル 

後は、ポジションを確認して・・・完成!!

・・・っで完成品の写真は・・・載せません!!(笑)

旅する自転車の本 2 (エイ出版社刊)

に、velocraftがオススメするランドナーとして、掲載されています

是非、そちらをチェックして下さい!!