ジャイアントから新発売された「コントロールタンク」チューブレスタイヤ用のエアタンクです
大槻にとって心トキメク商品が登場したので、私物自費購入しちゃいましたのでご紹介
チューブレスはMTBの世界では当たり前の装備ですが、ツーリングバイクでは非常に少数派だと思います
velocraftでは、過去に数台制作したロードレーサーかブルベ用に制作したパリブレストかスポルティフに一部採用した程度です
チューブとタイヤの摩擦抵抗も無く、パンクしても急激なエア抜けも無く、シーラントを入れておけば釘を刺した程度のパンクは勝手に塞がってくれます
クリンチャーやチューブラに比べて若干の重量面を除けば、走行上のデメリットは無いと思うのですが、なかなか普及してくれません
普及しない最も大きな理由は、チューブレスにエアを入れる時には手押しポンプでシュコシュコポンピングするのではエア抜け量の方が多く、ビートがハマらない為だと思います
基本はコンプレッサー等のタンクに高圧のエアを充填し一気に開放する必要があります
エンドユーザーがコンプレッサーまで用意するのは大変ですよね
その為、各社から手押しポンプとエアタンクが一体になった商品が数多く出ています
今回ご紹介のジャイアント・コントロールタンクは通常の手押しポンプ機能が無いタンクのみの製品で、エア充填は別のポンプを使用します
ポンピング部が付いていない為、今まで使用してきたポンプがそのまま生かせるので、高額なタンク付きポンプを購入する必要が無く安価で済みますし、取っ手が付いて持つのもストレスが少なそうです
チューブレスタイヤ用としてでなく、ボール用の針状のアダプターを使えば、エアダスターとしても活用出来ます
自転車を組み立てる際に出た切削カス等はウエスで拭き取るよりもエアで吹き飛ばした方が断然効率よく作業出来ますし、カスの残りも少なく出来ます
チューブレスタイヤを使用していない方でも、この仕様方法だけでも充分に価値のある商品だと思うのですが、如何でしょう
ちなみに、最大空気圧160PSI(≒11気圧)までエアを充填すると約20秒エアダスターとして使用出来ます(ON/OFFを上手く操作すれば1分近く使用出来ます)
短いと感じるかもしれませんが、局所の使用と割り切れば充分な長さだと思います
チューブレス派の方は勿論、御自身で自転車をメンテナンスする自作派まで、効率UP間違い無しのエアタンク
是非、ご注文くださいませ
【価格】¥5,500-(税抜)
※店頭在庫はしておりません CWSグループ各店にてお取り寄せ対応となります
ちなみに店頭ではコンプレッサーを使用しているので、出番はありません(汗)