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velocraft流組立て基本編 vol.17

今回はカンチブレーキの調整です

チドリとアーチワイヤーを使用することで、純正品のみの取付けでは出来ない様々なセッティングにすることが出来ます

まずは、今回のセッティング方法をご紹介します


普通のセッティングにする場合には2つの事をまず確認しておきます
1・前後のカンチ台座の幅
2・Y型ユニットリンクのアーチ部角度

今回のフレームはフロントのカンチ台座幅が73mm・リアが82mmでした
Y型ユニットリンクの角度は約80°

この2点が決まれば、セッティングは簡単です
カンチ台座の幅はBR-CT91の場合には約65~90mmの台座幅に無理なく対応出来ます
※台座幅は経験値です シマノのお客様相談窓口に以前問い合わせたところショップには教えない方針とのことでした

台座幅がフロント73mmですからシューの突出しは短めのシューシャフト長の1/3程度で、リア82mmですからシューの突出しは2/3程度すれば良さそうです
Y型ユニットリンクの角度は80°ですから、今回使用のアーチワイヤーも約80°にセッティングしてあげればOK

この2点のみで、簡単にセッティングの位置が全て決まります
後はそれに合わせて上げれば・・・



簡単に調整は終了です

以上、終わり!

インナーワイヤーはシフト同様に脚に当たっても簡単に取れてしまわない様にシッカリと止めて、飛び出している部分は折り曲げておきます



ちなみに、チドリの位置を変更するとブレーキフィーリングは大きく変化します

ブレーキの絶対的な制動力を上げたいなら、チドリの位置を下げたセッティングにします
ブレーキシューの移動距離が短くなり、制動力が上がります
但し、ブレーキシューの潰れやフレームの開きでグニュッとしたフィーリングになりますし、泥つまりが多くなり、オフロードには向きません

逆にチドリの位置が高いと、制動力が落ちてカチッとしたフィーリングに変化します
泥つまりが少なくなりますので、オフロードの使用に向いていますが、シクロクロス的な使用方法に限定されます
制動力が弱まっていますので、長いオフロードダウンヒルでは握力が無くなってしまいますからね
シクロクロスレースの写真を色々見て頂けると解ると思いますが、どれもチドリ位置が極めて高いセッティングになっていると思います
※最近はディスクブレーキが増えてしまっていますが・・・

よくマファック・クリテリウムの効きが悪いというご相談を頂くのですが、大体セッティングはチドリ位置が高い状態になっている場合が殆ど
クリテリウムの場合、あまりチドリを下げるとブレーキ本体とアーチワイヤーが干渉して切れやすくなってしまうので、チドリ位置を本体に当たらないギリギリ下にセッティングするだけで、大幅に制動力は改善しますので、ご参考まで

これで、メカニカルな部分は終了し、次はバーテープ巻きをしていきます
完成までもう少し、続きます・・・

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