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velocraft流組立て基本編 vol.5

泥除け取付けの続きです

泥除けのクラウン裏に取り付ける為の穴を開けたところからスタート!


まずは、自作の泥除け用治具です

「治具」なんて恰好つけましたが、実際はΦ20mmの鉄棒を半分に切り、一方の鉄棒の中心にM5ネジをねじ込み、反対はM5ネジがハマる穴を開けただけの物で、そんなに精度の必要もない治具です


M5の付いている鉄棒をバイスに取り付け、クラウン裏に取り付ける穴を差します

泥除けの上から、もう一方の鉄棒を差して、ハンマーで叩いて泥除けを潰していきます

泥除けは0.6mm厚のアルミ製ですから、一発カーン!と叩けばOK



こんな感じに凹んでいればOK

もっと凹ませたい時はΦ25mmやΦ30mmの平ワッシャーを間に入れてから、叩けばそれぞれの径になりますので、調整タイヤと泥除けのクリアランスを見ながら調整してあげれば完璧

叩くと先程開けた穴の径が若干小さくなりますので、M5ボルトがスムースに通る様にテーパーリーマー等で、穴の径を調整します


市販の革パッキンを使用しても良いのですが、velocraftではゴムパッキンを自作制作しています

5mmのゴム板を用意します
ゴム板はホームセンター等で、「地震対策グッズ」等のコーナーで入手出来ると思います

丸型のパッキンを作る為にポンチを用意します
Φ25mmとΦ5mmの2個を用意しますが、コチラは革工芸用品を扱っている手芸店などでも入手出来ると思います

ポンチをゴム板に当てて、上からハンマーで叩けは切り抜けますので、道具さえ用意出来れば、制作は簡単です


左が制作したゴムパッキンで、M5ボルトと緩み止めのスプリングワッシャー、Φ20mmの平ワッシャーでフォーククラウン裏に取り付けていきます

ボルトの長さは長すぎるとFキャリアと干渉してしまいますので、適度な長さが必要なのですが、今回の場合には12~15mmの長さであればOKです
10mmですと足りませんし、20mmですと長すぎて泥除けが固定出来ません

ボルトとスプリングワッシャーは入手しやすいと思いますが、Φ20mmの平ワッシャーはあまり売っているところが多く無いので、velocraftでも販売しています

平ワッシャーは通常M5用ですと外径がΦ12mmなのですが、径が小さいと泥除けに食い込んでしまい、泥除けの取付け位置のズレが大きくなってしまいますから、なるべく使用しない方が良いと思います
伝統的なギザワッシャー(菊座)でも同様ですが、伝統的なスタイルを好まれる方は、あえて使用する場合もあります

その際には、ゴムパッキンの厚みを薄くして取り付けた方が食い込みが少なく良いと思います
同じくボルトも今回はどこにでもある様なステンレスのキャップボルトですが、ボルトもマイナスネジのメッキ仕様なんて方が本当は恰好良いですよね


準備が整ったら、泥除けを取付けます


大体の場合、泥除けのアール中心がハブ軸をズレテしまうので、前端部分が狭く、後端部分が広くセットされてしまいます


一旦ホイールを外してから、泥除けをあおり前端後端の位置が均一になる様に泥除けを変形させます

その状態でクラウン周辺のタイヤと泥除けのクリアランスを確認しておきます


クラウン周辺のクリアランスと同等になる様に泥除けを変形させていきます

基本は泥除け幅を狭くすると泥除けのアールが広がり、幅を広くするとアールが狭くなります

クラウン周辺とその他全ての箇所のクリアランスが均一にあればOKです

今後キャリアと泥除けを取付けますし、ステーも取り付けますので、この時点で多少狂っていても他所の取付けでどうにかなりますが、より良い状態を長く保つ為にでも、現時点で泥除けのアール調整とクリアランス調整を完璧にしておくことをお勧めします

この状態で前泥除けの7割程度は完成です
この後はキャリアへの取付けとステー取付けですが、次回に続きます・・・

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