2017年04月
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リニューアル直前セール!

早いもので新宿区・高田馬場へ移転まで、残り2週間となりました

そこで、在庫一掃パーツセールを開催致します
期間は4月27日(木)~吉祥寺最終日5月7日(日)

店内在庫の自転車本体・フレームを除く全品をALL10%OFF!

移転とゴールデンウィークの為、新規入荷商品はありませんので、在庫品は日々少なくなっていきます!
是非、お早目にご利用くださいませ

勿論、高田馬場に移転後は欠品した品も再投入致しますのでご安心ください

現在(H29年4月24日)定番品で一部欠品している商品もありますので、ご案内致します

本所工研・・・H35-700N H27-700CN メーカー欠品中
ブルックス・・・B17スペシャル各色 メーカー欠品中
キムラ製作所・・・テールライト・Φ28mmリフレクターを除く全品 制作待ち中
カンパニョーロ・・・チェーンを除く全品 在庫調整中
ダイアコンペ・・・GC999 メーカー欠品中
ニットウ・・・ハンドルバーの一部 在庫調整中
グランボア・・・リムの一部 在庫調整中
SUNXCD・・・46-30Tを除くチェーンリング 在庫調整中
アラヤ・・・SP-30 650Aリム 在庫調整中

上記は欠品しておりますので、メーカー生産後もしくは高田馬場移転までお待ちくださいませ(今回のセールは対象外になってしまいます)

勿論、4月末までのフォールディングバイクセール(5月1日からはCWS吉祥寺での取り扱いとなります)や2015・2016モデルのサーリー在庫特価は継続して行っております

合わせて、ご利用くださいませ

velocraft流組立て基本編 vol.13

次はペダルとチェーンを取付けますが、実際の取付けは一瞬で終わってしまいます

取付け方法と言うよりもvelocraftでのパーツの選択方法のご紹介がメインになります

ペダルは基本3種類から選択しています
1・両面踏みでトークリップ無 2・片面踏みでトークリップ有 3・ビンディングペダル
仮採用や最初の1台の方には1を、スニーカーや軽登山靴で乗られるツーリストには2を、その他全ての方に3をオススメする様にしています

オーダーメイド車を制作する場合には、ペダルとシューズが決まっていないとフレームの正確な設計が出来ませんので、ご注意ください
特にシューズが決まっていない場合、velocraftではフレーム寸法は大よその予測で設計しています
※イメージとして、5mm単位が10mm単位になる感じです


両面踏みペダルはMKS・ツーリングライトSとシルバンツーリングをご用意しています

シルバンツーリングが販売量は圧倒的に多いですが、より高品位をお求めの方にはツーリングライトSをオススメしています

両面踏みタイプですが、トークリップの装着も勿論可能ですので、自転車に慣れてきたらトークリップという方にも良いと思います


片面踏みタイプはカンパニョーロに近い形状のシルバンロードとリオタープラットフォームに近い形状のアーバンプラットフォーム
どちらも、必ずトークリップやハーフクリップを取り付けて使用してください

近年はスニーカーで自転車に乗る方が多いので、踏み面の広いアーバンプラットフォームが特に人気があります

シルバンツーリングはツーリングロードやサイドプルブレーキを採用したスポーティなスポルティフに似合うと思います
昔ならカンパ・レコードを採用していたであろう車種というイメージでしょうか


ビンディングシューズはシマノ・PD-M324とPD-M520をご用意
ビンディングシューズでしか乗らない方には両面ビンディングのPD-M520をお勧めし、ビンディングとスニーカーを併用する方や初めてビンディングという方には片面ビンディング・片面フラットのPD-M324をお勧めしています

最近はトラディショナルなツーリング車でもビンディングペダルの使用率が上がってきています
ロードバイクからツーリング車に乗り換える方も多いので、ビンディングペダルへの恐怖感も薄らいできているのでしょう
乗り味の追求や正確なポジショニングや歩行のしやすさでビンディングペダルは、有用だと思います

以上の6種がvelocraftでオススメしているのですが、実際には一部のペダルにはカラーバリエーションや仕様の違いがあります



シルバンツーリング&ロードにはプライムシリーズという高品位タイプがあります
主にシャフトの仕上げの差なのですが、上写真の左側がノーマルタイプで右側の少し輝きが有る方がプライムになります
表面の仕上げの違いから、よりスムースな回転をしてくれますので、プライムシリーズの方が人気が高いと思います


アーバンプラットフォームとツーリングライトSにはEZYスーペリアという着脱式タイプもラインナップされています

チョットの操作で簡単に左右ペダルが着脱出来ますので、輪行時に大変便利ですし盗難防止に自転車から離れる際にペダルを外しておくことも出来ます

また、着脱可能なEZYというタイプのペダルもあるのですが、着脱の際にプラスティック製のリング状パーツも着脱しなければならず、冬場には良くそのパーツが割れてしまうので、あまり使いやすいとは言えず、基本店頭に在庫はしていません
有名なところではアラヤ・スワローランドナーに採用されているタイプです


今回は基本編ということで、シルバンツーリングのプライムシリーズ(プライムシルバンツーリング)をトークリップ無しで取付けます

シルバンシリーズは座面(クランクと接触する箇所)が15mmレンチで固定する様になっており、フランジの無い切りっぱなしの形状ですので、そのまま締め付けるとクランクに傷が付いてしまいますので、ペダルワッシャーを使用して固定をします
ネジ部には固着を防ぐ為にグリスも塗布しています

後は締めつけるだけですが、締付けトルクの指定が特に説明書に記載されていません
MKSの他種には35~40Nmとありますし、MKSホームページには30Nm程度とあります
どちらなのでしょう??
ちなみにシマノの説明書には35~55Nmとなっています
そこで、通常velocraftでは40Nm「程度」で締めつけています

ペダルの場合に悩むのが、メーカー指定トルクで締めつけても、ペダルから異音がすることがあるということ
「メーカー指定組み付け方法で異音が発生=不良品」と言えなくはないかもしれませんが、少しオーバートルクで締めつけると異音が消える場合が殆ど
常識の範囲内ですが、そんな時はオーバートルクで締めつけてしまいます

この辺の塩梅はショップによって異なるところでしょうか?

ペダルの締め付けトルクを計測するには15mm薄口スパナ形状の専用工具が必要な場合が多いですが、上記の殆どのペダルは取付けネジの裏に6mmアーレンで締め付ける為の穴が開いていますので、アーレンキタイプの工具でトルク管理出来るのが魅力です
但し、EZYスーペリアは構造上アーレン用穴は無いですし、15mmスパナも超薄口でないと取付けが出来ないので、専用工具もアクセス出来ませんからトルク管理は行っていません


チェーンはシマノ製を使用しますが、10S用チェーンは3種類あります

左からCN-6701(HGフロントダブル用)CN-6600(HGフロントトリプル用)CN-HG54(HG-X用)

今回のパーツ構成では正直どれを使用しても問題ありません
シマノの純正パーツはスプロケットだけですが、スプロケットにHGとHG-Xの違いが無いこと、フロントダブルですが、フロントトリプル用のCN-6600はダブルでも使用可能です

その為、どれでもそれなりに変速してくれます
勿論、シマノ推奨の組み合わせではありませんから(クランクもディレーラも他社を使用している)基本的には自身での判断となります

今回は単純に軽量なCN-6701で組み付けることにします



チェーンをインナーxトップに通していきます
気を付けるのがチェーンの向きですので、上写真をご確認ください

チェーンは左右板と中央部ブロックをピンで繋ぎ合わせていますが、クランク側に左右板・リアディレーラ―革に中央部ブロックにします
そうすることで、チェーン切れが少なくなります
シマノの説明書でも、この仕様を「強く勧めます」と記載されていますので、ソレに合わせるのが普通でしょう

その後チェーンの長さを決めるのですが、velocraftでは「ディレーラーのキャパシティ以内なら」インナーxトップでリアディレーラーのバネが効くギリギリ緩い位置に合わせて、「ディレーラーのキャパシティを超えているなら」アウターxローでチェーンの長さがギリギリ足りる長さにしています

シマノの説明書と違う設定方法なのですが、この方法が一番簡単に長さ設定が出来て、トラブルも少ないと思います(シマノをフルセットで使用する場合には説明書に合わせていますし、キャパシティを超えるセッティングもしません)


後は専用工具とアンプルピンでつなげばOK

さて、ペダルとチェーンが付きましたので、次回はWレバーからのシフトワイヤーですね
続きます・・・

velocraft流組立て基本編 vol.12

第12回は、クランク周辺の取付けです

基本的には説明書通りに組み付けていけばトラブルになることは無いと思いますが、フレームとの相性もありますので、チェックしながらの取付けが必要です

まず、今回使用するクランクセットですSUNXCDのクランクとチェーンリングでクランク長は165mm・リングは46-30Tを使用していきます

ロードバイクと比べてツーリングバイクの場合にはペダリングによる大きなトルク変化は少なく、急加速をするわけではありませんので、比較的短めの165mmを採用することが殆どですが、ロードバイクのペダリングを求めている方へ若干長めにすることもありますし、身長に合わせて160cm以下なら160mmや180cm以上なら170mmなど変化させることもあります

勿論、オーダーメイドの場合には使用するクランクやギア比等に合わせてシートアングルを変化させますし、マスプロ車ならフレームとの相性で使用出来るクランク長が決まってしまう場合もあります

SUNXCDのクランクは昔のシクロツーリストや49D等と同様のアウターリングがスパイダーを兼ねているタイプですので、8S以下のリアギアの場合にはTA社の5VISリングを使用することも可能ですが、今回は10Sですので純正のSUNXCDリングを使用します

クランクとチェーンリングの取付けは難しくはありませんが、まずアウターとクランクを取り付けてからインナーを取り付けてください
先にチェーンリング2枚を取り付けてしまうとクランクとアウターの取付けボルトが干渉してしまい、取り付ける事が出来ません

また、取付ボルトはクランクとアウターは9mmレンチと4mmアーレン、アウターとインナーは4mmアーレン2本を使用しますが、ボルトと工具の掛かりが浅い設定の為、ボルトに傷を付けない様に慎重に行ってください


クランクを取り付ける前に防錆の為、BBシャフトにグリスを薄く塗布しておきます

スギノのCBBALはシャフトが黒仕様なので、銀色にメッキされたBBシャフトと比べて若干サビ易い傾向があります

グリスはホンの少しでサビの進行を遅らせてあげられます


クランクは14mmのソケットレンチで固定出来ます
SUNXCDの場合には特に説明書も無く、指定トルクは解りませんがシマノの説明書によるとスクエアテーパーBBのフィキシングボルトの締め付けトルクは35~50Nmですので、今回は40Nmで固定しています

トルクが緩いとネジの緩みが気になるますし、締めすぎはクランクの取付け部が広がってしまったり、割れてしまったりが気になりますので、メーカーには適切な締付けトルクやグリスの有無をしっかりと明示してもらいたいですね

フィキシングボルトを固定したら、クランクキャップを取付けます
SUNXCDはアルミ製のネジ込みタイプが付属しており、恰好は良いですが、取付けの5mmアーレン部はかなり弱いので、ちょっとオーバートルクになるとナメてしまいます、注意してください



クランクを取付けたらフレームとの相性をチェックします
SUNXCDクランクの指定BBシャフト長は110mmなので、そのサイズで今回は組み付けています(チェーンライン43.5mm)

インナーチェーンリングとフレームとの隙間は約4mm、クランクとフレームとの隙間は約9mm開いています

この隙間がチェーンリング側で2mm以下フレーム側で5mm以下になると、ペダリングの際にフレームがタワミ、パーツとフレームが干渉してしまいます
今回は最低箇所が4mmですので、通常使用に問題になることはありません


しかし、通常使用が問題無ければそれで良い訳ではありません
外装式ギアの場合には、どんなに調整してもどんなに丁寧に乗車してもチェーンが外れる場合があります

チェーンの切れ端を用意して、チェーンが外れた際のフレームとの干渉をチェックします

チェーンが外れる事を前提に自転車を組み立てるなら、インナーとフレーム側は4mmしか隙間がありませんが、チェーンの厚みは約5.9mmありますので、チェーンがインナー側に引っ掛かりフレームにダメージを与えてしまいますから、BBシャフト長を長く変更させる必要があります
そうすると、チェーンラインは外に広がってしまいますので、多少なら使用上問題は無いのですが、アウターxローギアでチェーンを逆転させるとチェーンが落ちてしまう等の別のトラブルが出る可能性もあります

今回は「極普通」に組み立てるのがテーマですので、メーカー推奨の110mm長のままで進めていきます
※でも本当は113mmの方が良いと思います

フレームとチェーンリングの隙間はフレーム・チェーンステーの潰し方とラグ形状で決まりますので、オーダーする場合にはチェーンリングの大きさを決めておく必要があります
逆にオーダーの際にチェーンリングサイズを聞いてこない事があったら、適当に制作されてしまうこともあり得ますので、ご注意ください
場合によっては、ビルダーにパイプの潰し方を指定する必要もあります
ロードバイクの場合でしたらインナーギアは39~42Tの間でしょうから、そこまで気にする必要はありません



取付けるフロントディレーラーはマイクロシフトのR52SFです
このタイプは直付けタイプしか輸入されていませんので、別売のFDバンドと併用して取り付けます
使用するSUNXCDのバンドは前面が平らなので、FDに付属しているカラーを外してから取り付けます

マイクロシフトのFDはカラーが外れるタイプなので、ベストなFDバンドですが、カンパニョーロのFDはボルトとカラーが外せない機構ですので、別メーカーのFDバンドの方が(ダイアコンペ等)相性は良くなっています


FDの取付けは極標準的で難しくは無いと思います
平行に気を付けて、FD高さをアウターチェーンリングの上端から約1.5mmの位置にしています

さて、これでFDとクランクセットが付きましたので、次回はペダルとチェーンを取り付けていきます