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リアエンド不足問題

ツーリングバイクでは、フロントリア共に泥除け用のダボとキャリア用のダボを取付ける場合が結構ありますので2か所ダボ穴未対応では話しになりません

ランドナーやスポルティフでしたら、1か所ダボ穴で大型キャリアを取付けないのが一般的ですが、キャンピングやグランツーリズムでは当然必要になってきます

チョット前まではタカハシテクノのリアエンドの2か所ダボ穴タイプを使用していたのですが、ご存じの通り生産は終了していましたから、在庫品のみでの対応
しかし、その在庫も尽きてしまいました

オーダーフレームを依頼するビルダーが独自で在庫を持っている場合は良いのですが、在庫していないビルダーにフレームを頼む時には、上写真のタカハシテクノの1か所ダボ穴タイプに、ダボ単品の部材をお渡ししてロウ付けで対応して貰っています

勿論、それでも実用上の問題は無いのですが、ビルダーに余計な手間を掛けさせてしまいますし、価格も若干上げざるを得ません

現在2か所ダボ穴エンドで、見ためにも恰好良いスッキリしたデザインで、使用パイプが限定されたりキャリアとの相性が悪いソケットタイプ出ない単品販売リアエンドでが、全然無い!!

フロント側は上写真の様に今でもタカハシテクノ製が残っているので問題はありません(いずれ枯渇するのは目に見えていますが・・・汗)

そこで、東叡社の山田さんに相談

「TOEIの2か所ダボ穴リアエンドはどうしているのですか?(真剣)」

「あ~鍛造エンドね ○○○から買えるよ(あっさり)」

ハイ!問題解決

TOEIフレームに使用されているリアエンドを入手しました!
もっと早く相談していれば良かった(汗)

暫くはエンドで悩む必要は無くなりました(のか?)
勿論、単品で販売しています

【価格】¥1,340-(税込・左右ペア)
※角度は65°の1種類ですのでシートステーの割り角度で調整して取り付けてください

------------キリトリ-------------

プレート型のエンドの悩みは解決しましたが、エンドの悩みはそれだけではありません
これからの文に答えはありませんので、あしからず

今、最も悩んでいるのがディスクブレーキ使用時のエンド
勿論、今までのエンドでも別にディスク台座を使用することで対応出来ますし、今までも数限りなくそうやってきました

納車させて頂いたフレームでもお客様から問題点がある様なお話しは頂いていません

しかし、従来のエンドにディスクブレーキを取付けてもどうしても剛性感不足が否めずに特にフロント側が制動力にフォークが負けてしまい、かなりタワミが大きくなってしまっています
走行上危険というほどでは無いのですが、挙動に若干の不安があります

挙動を安定させる為に剛性感を高めていくことは非常に有用
その方法はいくつかあるのですが、性能だけでなく見ためのバランスも考えると難しい

・フォークを太くする・・・Φ25.4mmやΦ28.6mmのフォークブレードだとMTBなら良いのですが、スチールのスッキリしたフレームには似合わない

・スルーアクスルにする・・・エンドが大きくなりスチールフォークだと不恰好 車輪の着脱も手間が掛かる

・クラウン・コラムを高剛性化する・・・サイズに制限があるクラウンやコラムでの調整は難しい 高剛性な製品をオリジナルで製作するだけの資金もノウハウも無い

・制動力を下げる・・・ワイヤー式にする等で制動力を下げることで、フォークへの負担は下がりますが、ディスクブレーキにするメリットが無くなる

ロードバイクならスチールフォークに拘る必要もないので、高剛性なカーボンフォークで如何様にも出来るはずですがツーリングバイクとなると、そうも言えない部分があります

ツーリングバイクにおいては車輪の着脱の容易さは必須だと思っています
スルーアクスルでもコツさえ掴めば、さほど難しいという訳では無いのですがクイックレリースに比べれば作業量が多いのも事実

しかし、通常のクイックレリースではスルーアクスルと比べて剛性感は無く、少しでも剛性感を上げようとレバーをキツク締めるとブレーキの調整が僅かに狂いますし、緩いとブレーキングに車輪がずれてしまいます
キツク締め付けると、手が痛いというのもありますね

走行性能だけを見ればスルーアクスルにすれば良いのですが、ツーリングバイクの場合には性能以外にも輪行やトラブル回避等の要件のウエイトが大きくなります

また単純に剛性をあげてタワミを少なくするだけでは成立しません
フォークのしなりを利用した乗り味の調整も必要ですし、ブレーキング時にフォークのしなってもブレーキングパワーの挙動が安定しないといけません(ブレーキを掛けている時にフォークのしなりでブレーキパワーが強くなったり弱くなったりせずに、一定の制動力を発揮する)

・ホイールの着脱が楽
・ディスクブレーキが安定した制動力を発揮する
・ブレーキを掛けた時にフォークが捻じれない
・見ためがツーリングバイクに合う
・フレームビルダーが加工しやすい

こんなエンドや部材って無いもんですかね??

後は、ユーレーやサンプレに似合うエンドも欲しいですね
見ためはサンプレ・プレスエンドで現在の機能をもってると最高なのですが・・・

ナガサワ ロードクラウン

今まで当ブログで度々登場している「ナガサワ クラウン」

大槻のSWwatanabeや枻出版社西山氏のTOEIスポルティフを始め、様々なツーリングバイクに採用されてきましたが、入手が困難でレギュラーでオーダー車に組み込んだり、単品で販売したりは出来ませんでした・・・

そして、遂に!入手ルートを確保し店頭展示販売が出来る様になりました!

大変高価なクラウンではありますが、これでΦ24mmOVALフォーク仕様のスポルティフの完成度が一段とUPしました

スポルティフやロードバイク向きではありますが、クラウンの内幅は42mm程ありますので、本所H30がジャストサイズでH29もなんとか付きますから30~32mm幅までのタイヤ幅にも対応しますので、用途はかなり広がると思います

今でもスロープスタイルや内ラグ、セミスロープのΦ24mmOVALのクラウンは在庫してきましたが、その全てが霞んでしまう様な素晴らしいクラウンだと思っています


カリッとした直角に曲がった肩、細みの2本ひげのライン、そして剛性感どれをとってもコレ以上にΦ24mmOVALフォークのツーリングバイクに似合うクラウンはありません!(断言!!(笑))

クラウンを一から製作するのはフレームビルダーさんでもなかなか出来る事ではありませんが、ある程度の加工は可能です

先日のブログでも紹介しましたが、東叡社ではこのクラウンを使用して剣先仕上げにすることも可能ですので、クラシックなデザインをお求めの方にも対応出来ます

但し・・・


左側が今回販売用として入手した物で、右が従来品
裏側の「日立マーク」が無くなっています・・・恐らく生産工場が変わったのでしょうね
フレームにしたら全く見えない部分ですし性能には全く変化は無いのですが、チョッピリ残念

勿論、付属の補強版もセットで付いていますので、店頭でその姿をご確認ください

【価格】¥7,440-(税抜・補強版2枚付)

グランボア2018年カタログ

今年もグランボアさんから配布用のカタログが届きました

グランボア製品の紹介は勿論、制作事例やコンクールに参戦した自転車の紹介等、読み物としても面白い内容となっています

velocraftでは無料で店頭配布していますが、部数に限りがございますので、ご入用の方は是非お早目に!