2018年07月
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
TOEIフルオーダー考察 vol.1

先日到着したTOEIフルオーダーフレーム
店頭に展示してありますので勤務中に眺めているのですが、惚れ惚れする程にカッコイイ!!
見ながらニマニマしてしまいます(笑)

折角店頭にフルオーダーフレームがありますので、ご紹介や考察を何回かに分けて書いていきます

まずはシートラグ付近
いきなり見るところが細かいですが、トップチューブ・シートチューブ・シートステーの4本が交差しブレーキアウター受けも直付けされる為複雑な形になりますし、TOEIらしさが出ている部分だとも思っています

アーレン止めのシートピンに2本巻きシートステー、シンプルでありながらも気品のあるTOEIオリジナルラグはBカットと呼ばれるオーソドックスなタイプ

シートピンの形状・2本巻きの形状・ラグの形状全てが、TOEIらしさを打ち出しています


シートピンは、スタンダードフレームと違い、左側が円筒形ナットが基本形
特に指定が無ければ、スタンダードと同じ9mmナットの場合もありますので、円筒形にしてほしい場合は必ず指定を出しておくことをお勧めします(共に¥1,000-)
シートピンの他クイックリリースの選択も可能です(¥1,000-)し、価格表には記載していない裏メニューも存在します(時価)

こんな細かいところまで指定が出来るかどうかで、全体の仕上がりに差が出ます
円筒ナットとスタンダードナットに性能の優劣はありませんが、見ための違いの他にメンテナンス性に違いがあります


シートピンを取り外してみました
円筒ナットには小さくくぼみが付いているのがお分かり頂けると思います
シートラグのシートピンナットが入る部分の1か所に出っ張りがあり、ナットの共回りを防ぐ為なのですが、ここの形状が個体差でかなりズレがあります
その為、シートラグ一つ一つに合わせて、ナットを手作業で削り調整をしています

スタンダードシートピンでしたらvelocraftで単品販売もしていますので、万が一折れても直ぐに交換が出来ますが、円筒形ナットは都度ラグに合わせて都度調整が必要ですので、単品販売はしておりません
東叡社に修理に出せばさほど時間も掛からずに対応してくれますし、velocraftでも対応は可能ですが、在庫はしておりませんのでお時間は頂戴しています
シートピン1本の為にフレームの持込修理というのも少々面倒だと思います


ブレーキアウター受けは松葉型と呼ばれる直付けタイプ(¥2,000-)
スタンダードでも良く行われる一般的なタイプですが、シートピンにぶら下げる後付けタイプの「吊り金具」(¥2,500-)やシートステーにアーチ型にブリッジを付けてからアウター受けカップを取付ける「アーチ型」(¥2,500-)も選択可能です
全てのアウター受けはインナーが外せる様に割りを入れるのか入れないのかを選択する必要がありますが、指定が無い場合は東叡社が「常識的に考えて」仕様を決定しています

ミキストやスタッカードフレームにはシート滑車(¥3,000-)の用意もあります
以上の中から考え手決定してください

ルータンの様にシートチューブを貫通する様な仕様や細いスチールパイプをガイドとして、アウターワイヤーを介さない仕様等の裏メニューも存在しますが、フレームの寸法や安全上問題無いと判断した場合のみになりますので、ご相談ください(時価)

今回の松葉型もそうなのですが、基本は取付け角度がシートステーと同じ角度になっています
バラバラな角度ではまとまりが無くなってしまいますから、角度の統一感を出しています

但しそれだけでは、必ずしもインナーワイヤーがシートステーと平行になるとは限りませんから、ご希望であれば、インナーが平行になる様にご指定ください
その際には、必ずブレーキアーチ本体やチドリが決まっていないとダメですし、フレームサイズの都合上、難しい場合もあります
難しい場合は、シートステーのシートラグへの取付け位置を変更させる必要があるのですが、そうすると、シートステーの上端処理方法が綺麗に出来ない等の弊害が生まれる可能性が高くなります

チョット長くなってきたので、今日はここまで
次回のシートラグ付近のお話しの続きです・・・


TOEIフルオーダーフレーム 入荷

今年最後のフレーム入荷
TOEIフルオーダーフレームが1台入荷致しました
オーダーを出したのが2016年春でしたので、1年7~8か月位の納期

展示用ですから、オーソドックスにしていますが、velocraftの「顔」となる様な上質でコンセプトがハッキリしているフレームとなっています






☆スペック☆
車種:ツーリズム
パイプ:カイセイ022
ラグ:TOEI Bカット
クラウン:TOEI 42Bクラウン+剣先
エンド:TOEI
フレームサイズ:540mm(C-T)
トップチューブ:540mm(C-C)
ハンガー下がり:63mm
フォークオフセット:65mm
エンド幅:100X130mm
ヘッドアングル:72°
シートアングル:73°
シートピラー径:Φ27.2mm
シートステー上端:2本巻き
ヘッド小物:veloorange 輪行ヘッド JIS
シートピン:アーレン止め
ブレーキアーチ:グランボア シュエット3642用(マファックライド)
タイヤサイズ:650X38B(パナレーサーコルデラヴィ)クリアランス20mm
トップチューブワイヤー処理:内蔵 右上→左上
リアアウターストッパー:松葉型
シフトレバー台座:カンパ型
シフトワイヤー工作:BB下ワイヤーリード
ボトルケージ:シートチューブ1か所 補強版有
ポンプペグ:ダウンチューブ(465mm・18インチ)
チェーンプロテクター:ゴム帯
泥除け隠しネジ:全て有
ブリッジ・クラウン補強:無
Fキャリア:左右M6ダボ有
パニア台:ダルマネジハカマ兼用+泥除け止め
カラー:ブラック+金線引き
ロゴマーク:ホワイト
メッキ:上下ラグ・クラウン・シート蓋・フォーク&ステー1/2
付属品:両頭ボルト・エンド用ダルマ・ラピーゼ18”・Fアウター受け・シートピン

【価格】¥326,000-(税抜)

説明不要の迫力と繊細さを併せ持つTOEIフルオーダーフレーム
是非、店頭でご覧ください

タンゲ プレステージ

連日のフレーム素材の投稿で失礼します
最近は来春オープン予定のNEW Webサイトの為にフレーム部材を増強中なのと、新しいツーリングパーツの入荷が無いので、ネタ不足中ということでご容赦くださいm(_ _)m

タンゲ・プレステージのΦ25.4mmが1本だけ入荷しています
本来は前3角全て発注していたのですが、販売元のエンマバイシクルワークスさんの方で欠品中とのことで、他サイズは2018年1月の予定

今のところは前回のスレンダーパイプとプレステージで使用しやすいサイズを在庫する予定です

プレステージと言えば熱処理された高級チューブとして有名ですが、やはりポイントは軽量フレーム製作向きということでしょうね

ご用意する予定のパイプはΦ25.4mm・Φ28.6mm・Φ31.8mmで厚みは0.7-0.4-0.7の軽量パイプ
中央部の厚み0.4mmでは、フロントディレーラーの直付けやバンド止めはチョット怖いので(不可能ではありませんが)velocraft在庫のレイノルズ631・531(厚み0.8-0.5-0.8)と違いシートチューブと兼用することはせずにトップチューブとダウンチューブにご利用頂くことをお勧めします

シートチューブ用に同プレステージΦ28.6mmの厚み0.9-0.6のシングルバテッドも合わせてご用意する予定です

ヘッドチューブはΦ31.8mmで厚み0.9が1インチ用としてラインナップされていますが、製作過程での歪みや処理方法によりJISサイズのヘッドパーツ(Φ30.0mm)ですと若干緩くなってしまう場合があるので、(イタリアンΦ30.2mmなら問題は無いのですが)在庫することは見送ります
ラグレス用のヘッドチューブはラインナップにもありませんでした

但し、HT44用の極太Φ50mmヘッドチューブがラインナップされているので、モダンな1.5インチ極太カーボンフォークで製作される方が今後増えれば、Φ50mmヘッドチューブは有りかもしれません
HT44規格のフレームはvelocraftでの製作実績はありませんが、最近のNAHBS系の影響でしょうか?若手フレームビルダーは挙って採用している様ですね

とりあえず1本しかありませんが、プレステージパイプも「軽量ツーリングバイク用メイン3角」として在庫・販売していきます!

【価格】
Φ25.4mm \5,600-
Φ28.6mm ¥6,000-
Φ31.8mm ¥6,000-
Φ28.6mmシングルバテッド ¥3,800-
※一部予価・税抜価格