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【重大発表】??

いよいよ明日H29年11月28日発売!「枻出版社 ランドナーの本」

今、定期的発売されいている唯一のトラディショナルツーリングバイクMOOK
1年ぶりの発刊ですので、心待ちにされていた方も多いのでは?

今回の特集は、ルネエルス!
2台のルネエルスのレストアを通じて、その魅力に迫っています

その他80台にも及ぶ拘りツーリングバイクの紹介や、フランスで行われたコンクールマシンの紹介、今年亡くなられた新田真志氏のコレクション紹介など、盛りだくさん

大槻も相変わらず(?)チョット紙面に出ていますm(_ _)m

是非、ご購入の上ご覧ください
※CWSグループでのお取扱いはございません

そして、紙面にて重大発表??

なんて程のこともありませんが、2018年春にホームページをリニューアルします

詳細は追ってお知らせいたしますが、ツーリングバイクとフレームビルディングの専門サイトとなります
簡単にコンテンツをご紹介します

総商品数1000点以上のオンラインサイト
ツーリングバイク用や使いやすいパーツ類を種類豊富に
スチールフレームを製作する為に必要なパイプやラグ・小物等
フレームの単品購入やオーダーメイドのお手伝い

ご相談MAIL開設
忙しくてなかなか店頭にご来店頂けない方や遠方にお住まいの方にMAILでご購入頂いた自転車のメンテナンスやオーダーメイドフレームご購入に向けて等のご質問やご相談を承ります

ブログやメールマガジンでの情報発信
当ブログ同様に新着情報やセール情報等の情報をUP、公には出来ない様な取って置きの情報をメールマガジンで発信していきます

組立て方法・使用方法等技術とアイデアの紹介
velocraft流の組立て方法やパーツ選び、各パーツの使用方法等、普段店頭での接客や作業等を丁寧に解説します

その他色々計画中!
このほかにも、皆様にお役に立つ情報や商品をご提供出来る様に色々計画中です

吉祥寺から高田馬場に移転した時点からコツコツと作業を続けておりますが、やっとリニューアルの目途が立ってきました

まだ少し時間が掛かりますが、ご期待に沿える様なホームページにすべく鋭意作業中
期待してお待ちください!

YPJならではの機能?

2017年10月からお取扱いを始めましたヤマハYPJシリーズの電動アシスト

店頭にはYPJ-C(クロスバイクモデル)の試乗車もご用意していますので、走行感をお試し頂くことも出来ます
※店舗外の試乗の場合には身分証明書のコピーを取らせて頂きます

「これからスポーツバイクを始めたいけど体力に自信が無い」という方がヤマハさんのメインターゲットだと思いますが、velocraftでは既にツーリングバイクを所有されていて「輪行出来るかな~」「電動アシストも1台買っておこうかな~」とベテランのお客様の方が興味深々

その際に良く話題に出るのがバッテリーの容量が2.4Ahと少なく、アシスト力を強くしたHighモードで約14km・弱くしたECOモードで約50kmしかないこと

これではツーリング中にずっとアシストを効かせることは出来ませんよね
「バッテリーが切れたら重たいクロスバイクじゃん」「こんな容量じゃツーリングは出来ないね」とご意見を頂きます

しかし、これはスポーツモデルですよ!!

常用時スイッチはOFFが基本、体力的にシンドクなる時だけスイッチONが基本
つまり、登りの時はスイッチONで平地・下りはOFFして使用すれば、かなりな距離が走れるはずです

すると「電源OFF状態からONにする時にはペダルを漕いじゃいけないんじゃないの?」とご質問を頂きます

そうなんです!!そこがYPJが優れているところなんです!!

シティサイクル系の電動アシストは漕ぎながらアシストのON/OFFは切替られませんが、YPJはそれが可能です「チョット辛くなったからスイッチON チョット回復したからスイッチOFF」が走りながらいつでも可能です


ハンドルバーに付いている△▽マークで「High」「STD」「ECO」「無し」の4モードが選べます

ココならいつでも走行中に操作出来ますよね

その他このスイッチにはUSB端子が付いていますので、GPSやライト等の充電も可能です



大型のサイクルコンピュータを兼ねたディスプレイが付属していますので、今のアシスト力がどのモードなのか、バッテリーの残量はどの位なのか等が見えます

上写真がアシスト無しモードで、下写真がSTDアシストモード

今後発売されるシマノやボッシュのE-BIKEモーターシステムも同様の機能が付いてくるのかは未確認ですが、アシスト無しが選べるYPJはスポーツモデルとしては最適な機能だと思います

バッテリーの容量を少なくすることで、電動アシストとしては超軽量な約16kgを達成していますので、輪行も充分可能ですよね?(それなりに大変ではありますが、常識の範囲内だと思います)

是非、YPJ-Cで輪行ツーリングも楽しんでください

【価格】¥185,000-(税抜)
※ロードモデルYPJ-Rはお取り寄せの対応となります
※シティサイクルのPASはお取扱いしておりません

シートステーのお話し

オーダーメイドツーリングバイクフレームの魅力は沢山ありますが、スチールの素材を自分で決められるのも魅力のヒトツ

想定している道や車載重量・乗り味の好み・使用部品との相性などで決めるのですが、語られるのはメイン3角と呼ばれるトップ・ダウン・シートチューブとフォークのことやフルセットの話しばかり

意外とステーのことが論じられる機会って無い気がします
しかし、大槻としてはステーのパイプ径・厚みも重視してオーダー車の受付けをしています
大事なのは特にシートステーだと思っています(チェーンステーが適当という訳では無いですよ)
シートステーのサイズはどの様に決めているのかをご紹介していきます

まず、シートステーの基本はΦ14mmシングルテーパー(根本が太く先端が徐々に細くなる)で、パイプ厚みは0.8mmにしています

一般的には約1/2が真っ直ぐで残りの約1/2が徐々に細くなっていきます
ツーリングバイクの場合真っ直ぐな箇所をカットして先端の細い方をリアエンドに取り付けます
仮に600mm長のパイプの場合、約300mmの真っ直ぐな部分をカットする訳です
470~480mm位の小さめサイズではシートステーの長さは400mm程度なので、100mmが真っ直ぐで300mmがテーパーになっている計算になります

26インチ位の車輪ですとカンチブレーキを使用する場合には台座を取付けますが、その距離はパイプの先端から約240~250mm程度

テーパー部分を全て残すとテーパー状になっている箇所に台座が付きます
ブレーキの効きを良くする為に太い真っ直ぐな部分に台座を付けたい場合はテーパーの先端部分を50~60mm位カットしてから真っ直ぐな部分で長さを調整することもあります

パイプが太い方がブレーキング時にブレーキアーチが外に広がる力に対して押さえ込む力が強いので、パワーロスが少なくなりますから当然ブレーキングパワーは増します

その分シートステー全体のパイプ径が太くなりますので、フレームの剛性感も上がりますので、若干突き上げ感が強いフレームとなります(僅かだとは思いますが)

シルエットもシートステーが太く見えますので、僅かにゴツさも出てくるでしょう
先端部分をカットせずに真っ直ぐな部分をカットすれば、スッキリとしたシルエットになるでしょう
特にエンド周辺の見ための印象が変わります

先端部分をカットせずに使用するとカイセイの場合にはΦ10.5mmとなりますし、先端を50mm程カットすると約Φ11.5mm程と1mm径が大きくなります
結構1mm差って大きいと思います


単品で見ても解らないかもしれませんが自転車の形になると意外と目立つ箇所
写真では上が先端11.5mmで下が10.5mmの太さのパイプです

また上写真はレイノルズ製の725パイプで下はカイセイ
カイセイは1/2位で細くなりはじめますが、レイノルズは1/3位から細くなり始めるので真っ直ぐな部分が少ないのが特徴です

その為カンチブレーキ台座を取付ける場合、大抵の場合テーパーが掛かっている箇所にカンチブレーキ台座を取付ける必要があります

大槻の想像ですが、レイノルズ725はカンチブレーキ台座を取付けてることを、あまり想定していないのだと思います
ロードバイク用のサイドプルブレーキなら、ブレーキングパワーによるタワミは開く力では無く前方向なのでさほど気にならないでしょう

シートステーを何処でカットするのかまでオーダーメイドでは指定出来ますから、カンチブレーキの場合は、ブレーキング性能やシルエットで決めていきます

テーパー部分は、まず真っ直ぐなパイプを製作してから「シボリ」と呼ばれる加工を施して成形しています

その為テーパー部分は真っ直ぐな部分よりも肉厚になります

上写真は先程のパイプですが、レイノルズ725は厚み0.6mm表示ですが先端は約0.9mmにカイセイは厚み0.8mmですが先端は約1.2mmになっています

パイプ径も勿論重要なのですが、厚みも大事
ロードバイクと違いブレーキ台座・キャリア台座・ダイナモ台座など色々な加工が必要ですし、カンチ台座ならステーが開く方向に強い力が掛かります

その為、0.8mm以上の厚みが必要だと考えています
0.6mmでも製作することは可能ですが、超軽量車を求めない限り0.8mmをオススメしています

その為、例えばカイセイ022でフレームパイプをご指示頂いた場合は、何も考えずにフルセットで使用出来ますが、019の場合はシートステーが0.6mm厚なので、022の0.8mm厚に特にご指示が無い場合は勝手に変更しています

その他チェーンステーは019と022は共用で、シートチューブはシートピラー径次第ですし、ヘッドチューブも共用です

つまり、019と022の違いはダウンチューブとトップチューブのみ
フレームサイズにもよりますが、その重量差は100g満たない程度だと思います

その為、019と022は乗り味の違いで決めているだけで、実は車重には大した影響はありません

こんな感じでシートステーの種類をきめていますが、如何でしょうか
その他センタープルブレーキ台座、車種等によっても変化する場合もありますが、590mm位までならΦ14mmシングルテーパー0.8mm厚・600mm位以上ならΦ16mmシングルテーパー0.8mm厚を基本としてサイズによる違いも出しています

カンチブレーキ台座を取付けを太い真っ直ぐな部分に取り付けるのはレイノルズ製のステーでは難しく、テーパーの先端は若干太目なのでシルエットもゴツめになってしまいます

レイノルズの531・631のメインチューブはツーリングバイクにも良い乗り味や重量・肉厚があるので使用したいのですが、ステーにベスト!と言えるパイプが無くフルレイノルズで制作し難い
しかし、ブランド的にカイセイとも混ぜたくない

そんなご要望にお応えすべく、velocraftでは以前よりΦ14mmシートステーとΦ22.2mmチェーンステーをオリジナルでご用意しています

レイノルズのクロモリパイプをプレーン管で仕入れ、カイセイとほぼ同形状になる様に日本国内の協力工場でシボリを入れてもらっています

完璧に「レイノルズ製!」とは言えないのかもしれませんが、レイノルズのパイプであることは間違いありません

微妙な拘りなのかもしれませんが、大槻としては譲れない部分でもあります

弊社通販サイトパワーピットでも販売していますし、店頭在庫もございます

是非、ご利用ください

【価格】¥2,400-(税抜・1pr)

なかなか奥が深いパイプ選びですが、パイプのカット位置でも変化があることを覚えて頂くと更にオーダーメイドフレームの底が深くなって楽しいですよ!

勿論、ご指示頂かなくてもお任せ頂ければ、なるべく乗りやすい・使いやすい様にアレンジしていますので、ご安心を