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SW WATANABE 超特価車(11/12追記)

特価フレームを先日ご紹介しましたが、今回は完成車

SW WATANABEの80年代半ばのスポルティフを超特価でお譲りします!

新品ではありますが、タイヤはパンクはしていないもののボロくなっていますし、保管の傷も付いています

基本組立ては終了している状態ですが、この自転車に限り未整備状態で販売させて頂きます
ご自身でレストア・オーバーホールを楽しんで頂くか、別途velocraftで整備させて頂くことも可能です
velocraftで整備させて頂く場合は、ご相談後お見積りをお出ししますが、オーバーホールの場合タイヤや消耗品の交換を含めて10万円前後の費用が追加になると思われます
塗装のレタッチを含めたレストアの場合には15万円~20万円程と思われます

お客様のご都合に合わせてチョイスしてください










フレームサイズはC-T520mm・トップチューブは530mm・ステム長は80mmですので、170cm弱の方に丁度良いサイズだと思います

大槻の当時の記憶ですが入社した時に既に倉庫に眠っており、当時108万円の値札が付いていたと記憶していますが曖昧です(汗)

スペックは7400系初期モデルにマビックGEL330リム・ニットウMod185ハンドルにCWSオリジナル刻印入りのNTC-Aステム・サドルはターボにNGC500サイドプルブレーキが付いています

現物を展示しておりますので、是非店頭でご確認頂きご検討ください

【価格】完売致しました

velocraft流TOEI泥除け取付け vol.5

TOEIスタンダードへの泥除け取付けの第5回
前回で前泥除けは取り付きましたので、次は後側に取り掛かります

今回のフレームはシンプルに組み付けていきますので、後泥除けを分割加工したりテールライトを装着することはしません
その為、フロント側と比べて圧倒的に簡単に組み付けることが出来ます



タイヤと泥除けのカーブを確認します
前側同様に20mm弱タイヤと泥除けにクリアランスを設ける為、泥除けを手で持ち20mm程タイヤから離し、タイヤの外周部のカーブと泥除けのカーブを泥除けを変形させて合わせていきます

今回の場合は上写真は泥除けの両端が広がっていますが、下写真では近づいているのがお分かり頂けると思います

つまり、泥除けのカーブをキツクしてタイヤのカーブに沿う様に力で曲げ直した訳です
現段階では、フレームへの装着前ですから大雑把に決めておくだけで充分です


泥除けのフレームへの取付け位置を決めていきます

今回は後泥除けの前端部に加工は施さず、そのまま取り付けるので、チェーンステーと泥除けの位置関係が重要です

チェーンステーの下に泥除けをはみ出させることでBB下の汚れ方が少なくなりますが、あまり長いとリアホイールの付け外しがやり辛くなってしまいます

基本は泥除け両サイドの「耳(折り返し)」がチェーンステーの直ぐ下に来る様にしています
チェーンステーからチョット下に伸びているというイメージですね


位置が決まったらチェーンステーでは無くシートステーブリッジ側の穴あけ箇所を決めます
3mm厚の革パッキンを入れますので、ボルトの締め付けで潰される分を考慮して約2mm隙間を開けた状態で位置を決めておきます

リア泥除けを装着する時には、チェーンステー側を先に取り付けてしまうと、泥除け本体の自重で泥除けが変形してしまうことがあります
シートステー側から取り付ければ、バランスが取れて泥除け本体への負荷が少なくなります
シートステー側から取り付けることを強くお勧めします


ボール盤やリーマー等でΦ5mm穴を開けたら、革パッキンを挟んでからボルトで固定します
この時も中途半端に締めるのでは無く、工具を使用してしっかりと固定する必要があります


チェーンステー側の穴あけ部を確認して印を付けておきます

この時も約2mmダボ穴と隙間が出来る位置にすることが重要です
位置が決まったらシートステー側のボルトを外してチェーンステー側にも穴を開けていきます


穴あけが終了したら、シートステー側・チェーンステー側共にしっかりと固定します

その時に泥除けとタイヤのクリアランスの確認をしていきます
TOEIフレームなら取付け位置のクリアランスはおおよそ揃っているはずですから、チェーンステー~シートステーの間のクリアランスが均一であるかどうかがポイント
(若干チェーンステーの方が狭い場合はOK・後で調整出来ます)

穴を開けた位置が若干ズレテいるとクリアランスが均一になりません
チェーンステー~シートステー中間のクリアランスが狭い様ならチェーンステー側に開けた穴を下側にヤスリなどで、広げて固定し直してください
逆に狭い様なら穴を上向きに広げてください

数ミリ程度穴を広げる分には、見ためも解りませんし実用上も問題ありませんが、必ずチェーンステー側の穴で調整してください

泥除けの最も壊れやすいところはシートステー部の穴付近ですので、なるべく穴を広げて負荷が掛かる様にしたくはありません


ここで、泥除け幅とチェーンステー幅をチェックします

今回、若干泥除け幅の方が広く干渉しています
そのままでも問題は無いのですが、クリアランスを綺麗に見せる為に調整していきます
(稀にキシミ音に繋がることもあります)


タガネを利用して泥除けを変形させます

単純にタガネを使用してしまうと、先端が尖っており泥除けを切ってしまう恐れがありますので、ヤスリ等で先端部分を丸くしておきます

この方法は泥除け裏に付いた水の流れを堰き止めてしまったり、ダイナモコードが通らなくなってしまったりと、デメリットが出る場合も多いのですが、シンプルな今回の場合にはメリットの方が多いと思ったので作業していきます


裏側からタガネをチェーンステーの上下に当てて、ハンマーでタガネを叩いて変形させます

その時にチェーンステー下から飛び出ている箇所が若干内側に向けて変形し狭くなってしまうことがありますので、その際には力で広げておいてください


ここまで来たら一旦前後輪を取付けて、地面に置いてみます

チェーンステー~シートステーに掛けてのクリアランスが適正かをチェックし、同様のクリアランスになる様にシートステー部から後方を再度調整します

この時点で、タイヤと泥除けのクリアランスがピッタリになる様にしておき、フロント側のクリアランスと同じ程度になっているかをチェックします

問題が無ければ先に進みますが、今回はココまで
続きます・・・

velocraft流TOEI泥除け取付け vol.4

TOEIスタンダードフレームへの泥除け取付け第4回
今回で、前泥除けは終了します

前回泥除けの加工はおしまいと書きましたが、1点忘れていました
クラウン部の取付け箇所を平らにする作業があります


自作の治具を万力に挟みます
治具は鉄製のΦ20mmの棒を半分に切り、一方にはM5ネジを埋め込み、もう一方にはM5ネジが入り込む穴を開けておきます

ネジを埋め込んだ方を万力に固定し、ボルトを泥除けのクラウン部に取り付ける為に開けた穴に差し込みます


後は、上からもう一方の穴が開いた治具を重ねて、ハンマーで叩くだけ

この作業をすることで泥除けが約2mm潰れて、泥除けとタイヤのクリアランスを広くします
この後5mm厚のゴムパッキンを間に挟むので、先に付けたキャリア付近のタイヤと泥除けのクリアランスが、ほぼ同じになる計算です

TOEIの場合は「クラウン下寸法」が精度良く仕上げられているので、特にクリアランス調整をこれ以上することはありませんが、クラウン下の泥除けを変形させない場合は3mm厚のゴムパッキンにしたり、他のフレームですと現物合わせでパッキンの厚みを変える等の工夫が必要です


こんな感じになればOKですが、泥除けを変形させることで開けた穴の直径が小さくなることがありますので、リーマー等でM5ボルトがスムースに入る様に再調整する必要があるかもしれません


取付けボルトにΦ20mmの平ワッシャーを挟み込みフォーク裏に固定します

平ワッシャーはΦ20mmに固執する必要はありませんが、なるべく大きめのワッシャーを入れた方が泥除けの割れる確率が減り、長持ちしやすいと思います


キャリアとクラウン部を固定してホイールをセットします

この時点でキャリアとクラウン下のクリアランスが均一になっているか、泥除けのカーブがタイヤと沿っていて、後端部のクリアランスも他所と均一になっているかをチェックします

キャリアとクラウン下のクリアランスが違えば、パッキンの量や厚みで再調整し、後端部のクリアランスが違えば、泥除けのカーブを曲げ直します

理想的には泥除けの後端部を手で持たずに話しても、全か所でクリアランスが均一になっていることです

この後泥除けステーを取付けますが、ステーの固定で無理やり泥除け本体を曲げて取り付けると、後から変形してくる可能性があります
いわゆる「残留応力を無くす」作業ですね

泥除け取付けの中でも、最も難しい部分だと思います


フロントホイールのクイックを外して、ホイールを輪ゴムや紐でフレームと固定してから、ダルマネジやステーを泥除けに固定します

その時に仮止めだからとネジを手で締めるだけでなく、キチンとトルクを掛けて締めておきます

そうすることで、泥除けステー部のダルマネジで泥除けを変形させて、適正な位置になります
ここで、手を抜いて手で締めるだけで泥除けを変形させないと、ステーの長さ出しがズレてしまいます
恐らく1mmは狂ってしまうでしょう
少しでも適切なクリアランスになる様に面倒でもキチンと固定します


ホイールのクイックを外したのは、ステーをカットする前は長いのでクイックと干渉してしまう為です

フォークエンド側もダルマネジで固定します
勿論、しっかりとトルクを掛けて締め付ける必要があります


4か所全てのダルマネジを固定しつつ、左右のバランスやタイヤとのクリアランスを調整します

特に左右のバランスは右側からも左側からも見ておきます
右側ばかりで判断してしまうと、意外とズレているものです


ステーの長さが決まったら印を付けてから一旦ダルマネジから外します

バイス等に挟み込み金ノコでカットします
金ノコで切っただけではバリも出ていますので、ヤスリでキレイに均しておきます
僅かに角を面取りするのも良いですね

ポリッシュタイプのステーを今回は使用しているので、他所と同じ様に断面も磨き上げると更に丁寧な仕上げになります


ココまで来たら一旦泥除け全てを分解し、ピカール等の研磨剤で磨き上げます
指紋や製造時に付いたオイル等を全て除去します

泥除けを一旦外さないと細かい箇所は磨けませんので、外して磨くことをお勧めします


磨き終わったら、全てのパーツを最終取付け

なるべく泥除け本体を触らない様にボルトは全てしっかり固定し、クリアランスや左右のバランスをチェックします

完成したら、再度チェックします
少し離れた箇所から見たり、上から見たり、覗き込んでみたりと角度を変えてチェックします

問題が無ければ、これで前泥除けの取付けは終了

如何ですか?慣れれば1~1.5時間位の作業ですが、最初は1日掛けるつもりでジックリ作業した方が良いと思います
TOEIフレームは精度が高いので悩む必要が無く調整も楽なので、取付けは他社製やマスプロ車よりも圧倒的に簡単に出来ます

もしこれから泥除け取付けをしてみようということでしたら、最初はTOEIフレームで作業することをお勧めします

次は後泥除けを取付けます
続きます・・・