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Tern 2017 LINK入荷開始


フォールディングバイクメーカーとしてでなく、昨年からクロスバイクも展開し始めたTern
velocraftではフォールディングバイクのみ扱い中

2017第1弾として普及モデルLINKシリーズのC8が入荷してきました
入荷カラーは上写真のライトブルーとアイボリーの2台

2016モデルまではブラックかホワイトを基調とした比較的スポーティなカラーリングでしたが、2017モデルは淡いカラ―を取りれて、優しいデザインに変更になりました
スペックも2016からほぼ変更はありませんが、メーカー希望小売価格が¥2,000-程下がって、お求めやすくなりました

Ternらしくフロントバスケット・バッグ用にヘッドチューブ台座がありますので、リクセンカウルを初めとした各種バスケット・バッグが装着可能です

velocraftとしては、同コンセプト・同価格帯ではDAHONのボードウォークが圧倒的な人気でしたが、強力なライバルになりそうです
販売価格はボードウォークが若干安価ですが、LINK C8はリア8段仕様(ボードウォークは7段)
※2017DAHON ボードウォークは11月初旬に店頭在庫分が入荷予定

【価格】¥64,000→¥60,800-(税抜)

合わせて、2016から継続のLINK N8ホワイト/レッド・ブラック/レッド・ブラック/ブルーも在庫ございます

是非、ご利用くださいませ

velocraft流 ケルビム・スポルティフ作り(後編)

前回、ブラケットフードをちぎってしまい作業が中断してしまいましたが、大至急で代替え品を用意しました

今回こそは壊さない様に丁寧・慎重・確実にブラケットカバーを装着していきます


ハンドル・ステム・エルゴパワーを装着したら、ワイヤー類を通していきます

今回アウターワイヤーは日泉のクリアタイプを使用しています
最近新発売されたシフト用も同じタイプですが、ブレーキアウターと同じ形状でΦ4mmとシマノやカンパニョーロのシフトアウターと同径になっています

シフト調整が確実に出来る様に固めに作られている純正品に比べて、しなやかなアウターですので、テンションが掛かった時の縮みが気になりましたが、シフト時のレスポンスは1テンポ遅くなるものの、ほぼ問題無く11S変速してくれました

ブレーキも今回のフレームのリア内蔵は、フルアウター形式(トップチューブに穴が開いているだけで、加工が簡単で軽量)ですので、ブレーキのタッチはグニュッとして悪いのですが、実用上の問題はありません

この辺は、加工のしやすさ・見た目・性能で判断していきます
「こういう使い方なら、性能重視」「このオーナーなら多少性能を犠牲にしても、このワイヤーを使おう」「このフレームビルダーなら、こういう加工をして貰おう」など、検討する必要があります


フレームはシンプルにシフトアウターは割入りのアウター受けを装着していますので、アジャスト機能がありません

リアディレーラーにはアジャスト機能が付いていますが、フロントは別にアジャスターを取り付ける必要があります

その為、フロント側のみインラインアジャスターを取り付けています
様々なメーカーから発売されていますが、今回はカンパニョーロにしています


シフトブレーキを調整したら、余分なインナーワイヤーはカットします
勿論そのままでは解れてしまいますから、端部を処理しなくてはいけません
通常はインナーキャップをカシメて処理しますが、今回はハンダ止めにしています

リアディレーラー側やブレーキはライダーの体に接触する可能性が低いので、スッキリ見せる為にワイヤーが太くならない様に、何も付いていないかの様に見せます

フロントディレーラー側は脚に近い部分でもありますので、先端が尖っていると怪我をする可能性がありますので、端部にハンダを盛り水滴型にしておきます


バーテープは今は亡きフジトシの革テープをお持込されたので、普通に巻いておきます

その他サドルやシートピラーもお持込品を取り付けて・・・


完成!!!!

如何でしょうか?

フレームや組立て方法はトラディショナルにし、コンポーネント系でモダンに仕上がっています

フレームカラーや他パーツに比べて、バーテープの色が明るすぎますが、フジトシのバーテープは無塗装ですので、使用していくほどに色が濃くなり、最終的にはサドルのブラウンと同程度になるはずです

組立はこれで終了ですが、自転車の完成はオーナー様が時間を掛けてジックリと時を刻みながら仕上げていきます

どうぞ、良い旅を・・・

【参考価格】
フレーム&フォーク 約30万円(旧価格・現在は値上げされております)
Fキャリア 約2万円

velocraft流 ケルビム・スポルティフ作り(中編)

前回に引き続き、ケルビム製スポルティフフレームの制作過程をご紹介します


前回で、ホイール・ブレーキ・キャリアの装着が終わりましたので、次は泥除けを取付けます

いつもの様に前泥除けの前端部&後端部、後泥除けの後端部を写真の様にヤスリがけをして、見た目を整えます

この作業を行うことで、見た目はスッキリして恰好良いと思うのですが、折り返しが無くなる為先端が多少鋭利になりますし、強度も落ちますので必ずしもメリットばかりではありませんので、オーナー様の指示や自転車の使用方法などで、処理したりしなかったりマチマチです


泥除けには取り付け用の穴は開いていませんから、必要な箇所に印を付けておきます

泥除け取付け作業で最も注意すべき作業で、泥除けの取付け方にもよりますが、1台に付き8~20か所位の数を開けます
1か所でも位置がズレてしまうと、泥除けがパーですから慎重に作業していきます


velocraftでは穴あけにはボール盤を使用しています

本来は泥除け専用穴あけ工具が存在していたのですが、現在は生産もされておらず大変貴重な存在になってしまいました
velocraftでも工具自体はあるのですが、程度の良い「歯」が無い為使用出来ません

勿論ボール盤等の電動工具が無くても、本所工研の泥除けは0.6mm厚アルミ製ですから、キリの様な物とリーマーがあれば作業出来ます


穴を適正な位置に開けてフレームに取り付けたら、泥除けステーを固定します
H35-700Nというスポルティフ系に似合う細身泥除けを装着するので、基本Φ4mmのステーを使用します

今回は、オーナー様が輪行を多用する可能性が高いのでΦ5mmのステーを使用していきます

ステーは本所工研製でグランボアオリジナル商品のポリッシュタイプを使い、泥除けとステーを取り付けるボルトは東叡社のステンレスダルマを使用します

1台の自転車に3社のフレームビルダーを使用するという贅沢が味わえますね


フレームとステーを取り付けるのは本所工研のステンレス環付きダルマを使用しています

但し写真の様に、環付きダルマのネジは使用せずにステンレス製のイモネジに交換しています

輪行の際に後泥除けを外す輪行方法を想定しているので、前泥除けはそのままになります
その為、環付きである必要がありませんので、見た目がスッキリするイモネジを採用しました


後泥除けは分割式に加工します

本所工研から販売されている分割金具を使用するので、適正な位置で泥除けを半分にカットします

基本フリーハンドで切っていますが、カナノコの歯が当たって泥除けを傷つけてしまわない様に、バーテープの切れ端を取って置き補助テープとして活用しています


後泥除けの前方部をフレームに装着します
勿論、分割金具も一緒に取り付けておきます

後方部を分割金具に当てて、固定ボルトを位置を確認しておきます

位置が完璧に揃ったら、ボール盤で穴を開けていきます


取付けは先程前泥除けで使用しなかった環付きネジにしておきます

これで、ステー部分2か所と分割部が全て同じ環付きネジになりますので、見た目も良いですし、手で付け外し出来ますし、しっかりと固定したい場合にはコイン等を使用して増し締めすることも出来ます

泥除けの装着が終わったら、一旦フレームから泥除けを外して磨き上げます

再度装着したら、全体のバランスやタイヤとのクリアランス等をチェックします

OKならその他のパーツの取付けに入りますが、ココまでで組立全体の7割以上が終了ですので、ホッとする瞬間でもあります


パーツ類は基本オーナー様がお持込になっています
コンポーネントは1世代前のコーラスをベースにしていますが、上写真の様にコーラスのカーボンクランクにアテナのインナーリング、CT'Sさんのオーダーメイドアウターリングを使用しているなど、コダワリを強く感じます
velocraftではCT'Sさんのお取扱いはございません

クランクのほか、ディレーラーやハンドルバー等を準備・組み付けしていきます

エルゴパワーもお持ち込みですが、ブラケットカバーがヘタっているので、カバーのみ新品に交換しますが・・・
 

ココで痛恨のミス!!!
 
 


ブラケットカバー装着時に、無理に引っ張り過ぎた為か、ブチっと切れてしまいました(大汗)

どうしよう???っと考えましたが、どうしようもありません!!

大至急カンパニョーロから部品を取り寄せて、交換しなくてはなりません!!!

「今日中に組立て終わるかな?」「泥除けが終われば、終わったも同然!」と気の緩みがあったのでしょう
今後気を付けます

っということで、本日の作業はこれ以上出来なくなってしまいました・・・続きます・・・