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フレームパイプのバテッド考察

上2本のパイプをご覧ください

両方とも太さはΦ28.6mmで厚みは0.9-0.6-0.9mmのレイノルズ520パイプです
上が長さ650mmで下が長さ610mm

メーカー指定の用途を見ると650mmはダウンチューブ用として、610mmはシートチューブ用としてそれぞれ販売されています
しかし指定は推奨程度なので、使えるならどこに使用しても問題ありません

普通サイズなら600mm以上の長さは必要ありませんからカットして使用しますから、長いからダウンチューブ用という訳では無さそうです

ではどこに違いがあるのか?というと、0.9mmから0.6mmに薄くなる(もしくは厚くなる)箇所の違いです

650mmの方は片側の0.9mmが120mm長で反対が100mm長
610mmの方は片側の0.9mmが120mm長で反対が180mm長

0.9mmから0.6mm厚へはカクッと段差がある訳では無く、徐々に30mm位掛けて薄くなっていきますから、650mmの方の0.6mm厚は370mm長で、610mmの方の0.6mm厚は250mm
※全ておおよその数値となります

薄い部分はカットすることは基本出来ませんし、厚い箇所はダウンチューブに使用する場合BB側は70mmは最低残したいですから(もっと長い方が良いですが)、650mmの方は最短で550mm必要で、610mmの方は430mm必要です

通常のホイールサイズでトップチューブ長が500mm程度の小さめフレームでもダウンチューブ長は570mm程度必要ですから、どちらのパイプを使用しても問題はありません

ではドチラが良いのでしょうか?
・0.6mm厚部分が370mmと250mmの違いで650mmを使用すれば約10g軽量
・薄い部分が長いとシナリは大きくなる
この2点が大きなファクターとなると思います
正確にはどの位置でカットするかでBB側とヘッド側の剛性感は変わってきます

パイプ長によっても変化しますが、特にご指示が無い場合はBB側を長く残してヘッド側をカットすることをお勧めしています
BB付近のタワミ量を大きく出したくないので、厚みを残すわけです
通常ならBB側の0.9mm厚は120mm長あれば充分だと思っています
※オーバーサイズパイプやロードバイクの場合はこの限りではありません

以上の事からダウンチューブは小さいフレームサイズでノーマルサイズでありながら高剛性にしたい場合で無い限りは650mmの「ダウンチューブ用」が使いやすいですね

逆に650mmをシートチューブに使うのはどうでしょう?

0.9mm厚部分をBB側80mmにして、シートピラー側の0.9mm部分は最低70mm必要ですから、BBシェルも含めてフレームサイズは約580mm必要になってしまいますら、よほどの事が無い限りは使い物になりません

610mmでしたら同条件にするとフレームサイズが470mmから使用出来ます

但し、BB側の0.9mm厚は80mmしか残していませんので、フロントディレーラーはバンド式を推奨致します

直付け小物を付けてフロントディレーラーを使用する場合は、直付け小物を0.9mm厚箇所に取り付ける方が良いと思います
※今回の0.6mm厚なら問題にはならないと思いますが、0.4mm厚程度の軽量パイプを使用した場合にはパイプの変形が顕著に表れます

チェーンリングの大きさにもよりますが、アウターチェーンリングが46T-48Tなら140mm位、50-52Tなら160mm位は欲しいですね(ザグリを入れる前段階で)
その為、「シートチューブ用」として販売されている610mmはバテッド位置が180mmもある訳です

同じΦ28.6mmで0.9-0.6-0.9mmのパイプでもバテッド位置で使用しやすい・使用出来る箇所は変化します

直付けフロントディレーラーを使用するのか、バンド式なのかでシートチューブに変化があるのはお解り頂けると思います
フレームをオーダーする際に「パーツを決めてからフレームを設計する」ということをお勧めしていますが、パイプの選び方が変わってくることも理由のひとつなんです

では、最もフレームサイズが小さい場合はどうするのか?っというと、同じくレイノルズ520で0.9-0.7mm厚のシングルバテッドもございますので、470mm以下のフレームサイズも製作可能です

それぞれのパイプは単品でも販売しております
合わせてご利用ください

【価格】
レイノルズ520 Φ28.6mm 全種 ¥1,500-(税抜)

新型YPJのカタログが届きました

スポーツ用電動アシスト元年と言われる2018年
元祖電動アシスト自転車のYAMAHAから新作が発表されました
昨年秋のサイクルモードでご覧になった方も多いと思いますが、その製品版です

2年程前からスポーツ用電動アシストを他メーカーよりもいち早くリリースしていたYAMAHA
ロードバイクとクロスバイクの2種のみの展開でしたが、今回今までのラインナップは継続で、ドーンと更に4種増えて6種展開となります

発売はH30年6~7月予定ですが、いち早くカタログが入手出来ましたので、ご希望の方へ店頭で無料配布致します
※部数限定の為、限りがあります

新型の4種は全て大型のバッテリーを搭載して、走行距離は100km程度まで長くなり、一日電源を入れっぱなしに出来る様になりました

車種は
トレイル系MTB・YPJ-XC
ディスクブレーキロード・YPJ-ER
クロスバイク・YPJ-EC
トレッキングバイク・YPJ-TC

バッテリーが大型化されたこともあり、重量は今までのタイプに比べて5~6kg重たくなり、20kg位以上となっておりますので、棲み分けがキッチリ出来ている印象です

ツーリング等で輪行を伴う場合、今までのYPJ-R・YPJ-Cなら重量は15~16kgでしたので、重量級の電動無ツーリングバイクやMTB並で十分可能だったのが、新型ではかなり厳しくなってしまいます

バッテリーの容量の関係で、今まではON/OFFを適時切り替えながらの走行だったのが、常にアシストONで1日以上走れる様になったので、操作感は簡単になりました

価格面も含めて、選べる範囲が広がったのはありがたいですね

これからの時代は電動アシストでツーリングが当たり前になるのでしょうか??

詳細はYPJの公式サイトをご覧ください

☆☆☆CWSグループでのスポーツ用電動アシスト(E-BIKE)のお取扱い☆☆☆

3店舗あるCWSグループでは店舗によって取り扱うE-BIKEのメーカーを分けております
CWS吉祥寺・・・TREK(試乗車あり)コラテック
CWS池袋・・・ミヤタ・Tern
velocraft・・・YAMAHA(YPJのみ)
全店扱い・・・パナソニック・ビアンキ(お取り寄せでの対応)

その他メーカーについては随時お取扱いメーカーを増やしておりますので、お問合せください

パナソニック 電動アシスト車 Jコンセプト

スポーツバイク業界でも注目の電動アシスト自転車(E-BIKE)

パナソニックの新製品Jコンセプトのグリーンが入荷致しました
20インチホイール・ギアチェンジ無・カゴ別売と割り切った装備で、カタログ重量18.2kgとパナソニック最軽量

距離は乗らないし、小回りが利く方が良くて、駐輪場にしまう際に自転車を多少持ち上げなくてはいけない、そんなシチュエーションの方にバッチリ

バッテリーも12Ahですので、オートモードでも約61km走行可能ですから、1日数kmの使用なら月に1~2回の充電でOK

気軽に乗れる電動アシスト・ポタリング用の電動アシストをお探しでしたら非常にオススメ出来る1台となっております

【価格】¥110,000→¥104,500-(税抜)


但し、いくつか注意も必要です

シティ系の電動アシストですから、前カゴを使用する方が殆どだと思います
その為、velocraftの展示車はオプションの前カゴを装備して状態で展示しております

写真をご覧頂くと解ると思いますが、Jコンセプトのライトはハンドルバーマウントとなっており、前カゴに大きな荷物を乗せると照射を遮ってしまい、夜間使用することは出来ません

小さい荷物しか乗せない(かごの上端を超えない)方でしたら気にすることは無いのですが、ライトの取付け位置を変更せざるを得ません

ライトコードの長さの制約もありますので、恐らく前カゴのどこかに別売のライトホルダーを装備して取付けることになりますが、スタイルは崩れてしまうのと、カゴ横ですと転倒時にライトを破損する恐れが高くなってしまいます


軽量化の為にスタンドはアルミ製の1本スタンドが標準装備されています

勿論ダメではないのですが、重量のある電動アシストではチョット華奢過ぎて駐輪時に不安が強くなります
前カゴ付きにすると小径ホイールということもあり、その不安定感は更に大きくなります

重たくはなってしまいますが、別売の両立スタンドに変更することをお勧めします

メーカー側としては「超軽量○○kg」とか記載するとキャッチ―で良さそうに見える為、この様なトラップ(?)が稀に潜んでいます

スポーツバイクでも「105コンポ―ネントでこの価格!」みたいのがありますが、見えにくいブレーキアーチやBB等が低グレードや他社製品になっていることもしばしば

カタログでは読み解けない事をご説明するのが、自転車屋の仕事のひとつだと思っています

是非店頭でご確認ください

【カゴ付き展示車販売価格】
¥111,800-(税抜)